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聚楽の壁をクロスに
白河です。本日の現場は和室の聚楽壁をクロス仕上げに変更する工事でした。
前回はべニア貼で下地を作りましたが、今回は左官屋さんに石膏を塗ってもらい、その上にクロス貼りの方法でいくことにしました。
べニアと左官の使い分けは、柱と壁の段差が少ないとべニアを張った時に壁の方が柱より出っ張ったりして収まらないのと、下地にべニアが止めれる状態なのかで判断することが多いので、一概にどちらがというわけではありません。
左官仕上げが完了している状態。
このままでも貼れますが、耐久性が不安なので、写真の材料を使います。
シーラー処理という工程を行います。これは左官下地が石膏なので糊の水分を吸収しすぎないようにと、糊と相性のいい接着しやすい膜を作ることが目的です。
全面に塗布していきます!
他の現場で捲りに行った時にわかるのですが、このように際までしっかり塗らずにローラーで塗りやすい所のみ処理して貼ると、端から捲れていることがよくあります。
ですのでwallcraftでは細かい筆でキワのキワまでしっかりと塗るようにしています。(性格上、塗らないと気持ちが悪いのもあります笑)
そこから左官屋さんの塗った部分のチェックをして、荒い部分にはパテで修正をかけてからクロス貼りで完成します!
デジカメのバッテリーなくなったので写真はありません。すみません。
何の作業をするにしても他社よりももうひと手間かけることを心がけて、いい商品を提供したいとおもって日々作業しています!
人の手が作るものなので仕上がりはお店によってバラバラです。
しっかりとした工事店をお選びくださいね。