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輸入品クロス
白河です。久しぶりにテシードという海外製クロス輸入商社のものを貼ってきました。別のクロス屋さんが入っているけど、イマイチ上手じゃないので失敗されると困るからとこっちもやりにくいお仕事でした。
既存の捲りは済んでいたので早速準備していきます。
施工中の写真はありません。時間が厳しかったから撮る余裕がありませんでした。手順としては、先ずは張り出し位置を決めていきます。
柄のはっきりしたクロスなので、角で切るとおかしなことになってしまいます。
なのですべて巻いていく方法をとるのですが、最初の張り出し位置でほかのジョイント位置が決まります。この位置決めを間違えると、修正が効かないので慎重にスケールを当てて確認します。
決定したら、壁に糊を塗っていきます。ここが国産と違う一つのポイントですね。国産は裏打ちが紙のため材料自体に糊付けすることが多いですが、外国製は裏打ちがフリースの場合が多く、また表面も傷みやすいことから糊の付着リスクを減らす意味もあり壁塗りが多かったりします。
それもローラーや刷毛だけで塗ると、糊厚が均一になりにくいのでちょっと工夫した方法をうちでは行っています。
塗ったら一幅54センチのクロスを順に貼っていきます。人によって貼り方は違いますが、今回は便器の裏の正面から張り出して両方に進んでいきました。
便器があるとなかなかやりにくいのですが、きれいに貼ることが出来ました。
お客様にも喜んで頂き良かったです!柄がとても個性的なので万人受けはしませんが、面白いと思います!
材料が高価なのでなかなか使いにくいですが、少量の面積でアクセントとするのもいいと思います!